圧力計一覧
概要
気体や液体の圧力を計るための計器全般を言います。圧力を測定するという意味で「圧力計」「真空計」「連成計」の3種類を紹介します。
圧力計
正圧（0MPa以上）を測定する計器の事を指します。一般的に「ブルドン菅圧力計」が多く使用されており、圧力計の接続部分先端の可動部から圧力を測定します。連結している2箇所の液面高さの差から基準圧力との圧力差を測定する「液柱型圧力計」や弾性体に作動させて変形を起こさせて、そこから圧力を求める「弾性圧力計」などもあります。
真空計
負圧（0MPa以下）を測定する計器です。測定方式によって測定できる圧力の範囲があり、測定できる範囲を把握して測定する必要があります。「ブルドン真空計」「隔膜真空計」「ピラニ真空計」などがあります。
連成計
負圧から正圧まで幅広く測定できる計器の事を指します。ポンプ関連の機器やコンプレッサーなど加圧状態と負圧状態の両方が存在する場合に設置します。但し、真空計のように負圧を細かく測定する事はできません。